自動搬送式納骨堂

 

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一般的なお墓と違い、納骨堂タイプは格安に利用できます。屋内でお骨を預かってくれるので天候に関係なく快適にお参りできます。納骨堂はさまざまなスタイルがありますが、その中でも自動搬送式の納骨堂について詳しく説明します。

 

 

自動搬送式納骨堂とは

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自動搬送式納骨堂は、お墓参りに行くと自動的に参拝スペースまで遺骨が運ばれくるお墓です。機械を使った自動搬送システムを取り入れているので、カードなどを使ってお骨を運びます。

 

自動搬送式納骨堂は、遺骨を預かるだけでなく、法事や法要を行えるスペースも設けている施設もあります。多くの施設では永代供養で利用でき継承する人がいなくても安心です。

 

自動搬送式納骨堂の特徴

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自動搬送式納骨堂は、一般的なお墓と比べると省スペースで利用できる特徴があります。屋内の限られたスペースでも運営できる為、東京の中心部に多くあります。

 

最近は都心部でお墓が不足していると話題になりますが、自動搬送式納骨堂は一か所の納骨堂で、複数の遺骨を預かることができるので、多くの人が利用できる特徴もあります。アクセス重視で考えている人におすすめのお墓です。

 

自動搬送式納骨堂でのお参りのやり方

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自動搬送式納骨堂を契約すると、専用のICカードを渡されます。このカードをパネルにかざすと、収納されていた遺骨が自動的に参拝スペースまで運ばれてきます。

 

遺骨は厨子(ずし)と呼ばれる箱に入っており、オブジェや名前が表示された参拝スペースまで自動的に運ばれてきます。遺骨は一般的なお墓と同じく、専用の骨壺に収められたり、施設によっては袋を使用します。

 

お墓参りの時には、お花はあらかじめ用意されている所が多いでしょう。焼香をを済ませ参拝する形になります。施設によっては、パネルに故人のメッセージや写真が映し出される所もあります。時間がある時に手ぶらでお墓参りに行くことができるので、非常に利用しやすいメリットがあります。

 

自動搬送式納骨堂は永代供養墓が多い

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自動搬送式納骨堂は、遺骨の継承者がいない人でも利用しやすいように、遺族に代わって永代供養をしてくれる施設が多いです。施設によって、永代供養のやり方は異なりますから、契約する時にしっかり確認しましょう。

 

一般的な方法は、納骨してから13回忌や33回忌など区切りの良い時期に合祀するやり方です。長期的に個別で預かるほど利用料金が高くなるでしょう。合祀された後は、定期的に合同法要が行われます。寺院が存続する限り供養してもらえるので安心感があるでしょう。

 

施設によっては、宗派や宗旨不問の所がありますから利用しやすくなっています。お墓の継承者がいない人や、檀家付き合いが面倒に感じる人にとっては魅力的です。

 

自動搬送式納骨堂の使い方

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自動搬送式納骨堂は、お墓参りをするだけではなく、施設によっては葬儀から法要まで行えます。回忌法要で利用する時は、会食できるスペースも用意されており、場所を移さず法要できる所もあります。長期的に利用を考えている人は、法要の事まで考えて契約すると良いでしょう。

 

自動搬送式納骨堂の仕組み

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自動搬送式納骨堂でお参りすると、自動的に故人の遺骨が目の前に運ばれてきます。とても不思議な光景ですが、裏側はどうなっているのか気になります。

 

自動搬送式納骨堂に利用されているシステムは、荷物などを扱う立体自動倉庫の技術を取り入れています。納骨されている厨子はコンピュータ管理されており、ICカードやタッチパネルの操作で反応する仕組みになっています。

 

裏側では多くの遺骨が棚状に管理されており、呼び出されると機械が取り出し運び出します。お盆やお彼岸など参拝者が多くなると混雑しそうに感じますが、多くの施設ではスムーズに運び出せるようにクレーンを複数台用意しています。自動搬送式納骨堂は、最先端の技術を駆使した新しい形のお墓です。

 

自動搬送式納骨堂の利用料金

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自動搬送式納骨堂の利用料金は、立地や建物の大小によって変わります。多くの施設では50~100万円程度で利用でき、永代使用料金も含まれています。都心の一等地でも安価で利用できる事から、先祖代々のお墓を持っていない人から注目されています。

 

施設によってはいくつかのプランが用意されており、個別タイプ、夫婦タイプ、家族タイプなど納める遺骨によって利用料金が設定されています。契約する時は料金だけ比較するのではなく、契約内容をしっかり確認しましょう。

 

東京都心で利用できる自動搬送式納骨堂

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都心の一等地にお墓を建てるには高額な予算が必要になりますが、自動搬送式納骨堂は安価に利用できます。アクセスしやすい都心部にお墓を持ちたいと考えている人は、自動搬送式納骨堂を検討してみましょう。

 

威徳寺 赤坂一ツ木陵苑

 

御府内八十八ヶ所霊場になる威徳寺は、開山から70代続く歴史あるお寺です。自動搬送式納骨堂のパイオニア的な存在で非常に古くから利用されています。

 

東京メトロ丸ノ内線「赤坂見附」駅から徒歩2分のアクセスの良さ、生前申し込みもしている自動搬送式納骨堂です。檀家になる必要が無いので、お布施の心配もいりません。

 

利用金額には使用権、永代供養代、墓碑銘板代と遺骨収納厨子代が含まれています。無縁仏になったら合祀墓に埋葬してもらえるので、長期的な供養が期待できます。

 

早稲田納骨堂

早稲田納骨堂は龍善寺が運営する自動搬送式納骨堂です。龍善寺は1638年に建立された歴史ある寺です。早稲田駅から徒歩1~2分で、駅からも近くアクセスしやすい特徴があります。

 

参拝室は個室になっており、周りを気にせずゆっくりと過ごせます。8室用意されていますから、混雑する時期でも待ち時間が少ないでしょう。室内にはモニターが設置しており、液晶画面にタッチして利用します。大型モニターには遺影や思い出の映像を映し出すこともできます。

 

早稲田納骨堂は、利用しやすように「檀家」「信徒」「一般」にわけて契約しています。無宗派や他宗派でも安心して利用できるでしょう。多くの形式が用意され、自分にあった形で利用することができます。

 

小石川墓陵

約400年の歴史がある「こんにゃくえんま」で親しまれている源覚寺にある小石川墓陵です。東京メトロ丸の内線「後楽園」駅から徒歩2分です。

 

1階は待ち合わせ室があり、3階と4回が参拝室になっています。参拝質は全部で8室、通常の時期なら混雑することなくスムーズにお参りできるでしょう。2階には納骨室と客殿があり、納骨式や会食など行うことができます。また、地下1階には50名まで利用できる本堂がありますから、法要や葬儀もここで行えます。

 

利用料金は、一式の料金で表示でわかりやすくローン利用も可能です。1つのお墓で2つの骨壺が収納でき、継承する事もできます。施設内は広々としており、明るい雰囲気でお墓参りができるでしょう。

 

 

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