ビックリ!日本では考えられない世界の葬儀
日本では火葬しか認められていませんが、世界の葬儀は実にさまざまです。宗教によって葬儀に対する考え方が違い、日本では考えられないような弔い方が行われています。世界で行われている特徴的な葬儀を見ていきましょう。
インドの葬儀
インドではヒンドゥ教徒が人口の約8割を占めており、輪廻や解脱の宗教思想があります。人は死ぬと肉体から魂が解放され、現世の業が来世での再生形態となり解脱しない限り永遠に継続すると考えられています。
インドは、日本と同じ仏教ですが、考え方に違いがあります。日本はどちらかと言うと独自の文化が発達した形で、お布施やお墓などお金をかけて弔うやり方です。インドでは金銭的な弔い方はせず、宗教思想を色濃く受け継いでいます。
インドでは人が死ぬと、体から魂が抜けて輪廻すると考えられています。火葬された死体からは魂が抜け、空高くのぼって月に到達します。現世の行いにより解脱できる魂は輪廻の環を断ち切り、解脱できない魂は地獄で苦しみ、再度空中へ行き雨になり大地へ降り注ぎます。
大地へ吸収された雨水は植物を大きく成長させ、やがて人間や動物の体内に入ります。そこで新たな生命が誕生し、輪廻の一環になると考えられています。
インドはカースト制を大切にしているので、葬儀の形は地域やカーストによって違いがありますが、人が亡くなるとガンジス川で火葬されることになります。ガンジス川のほとりには火葬場があり、毎日300体ほどの遺体が運ばれてくるヴァーラーナシーはとても有名です。ここの火葬場の火は3000年もの間燃え続けており、神聖な場所とされています。
インドでは、ユダヤ教やキリスト教のように遺体を保存しません。使い古した肉体から魂を開放するために火葬します。屍布に包まれた遺体は順番を待ち、洗い清められて焼かれます。遺体に触れることができるのは、カーストの下層クラス人だけです。火葬場には女性は入れないため男性だけで行われます。
火葬場では泣く人の姿はなく、おしゃべりをしながら笑いがあります。観光客も多く、日本の火葬場の雰囲気とは大きく異なります。インドでは亡くなってから24時間以内に火葬しなければならないルールがあります。年間約900万人の人が亡くなるため、薪を使った火葬方法以外にも、便利な電気やガスの火葬手段も取り入れられています。
火葬が済んで残った遺骨や灰は、ガンジス川や貯水池に流されます。お金の無いカーストは木材が買えない為、牛糞を使って焼いたり火葬できない階級の人は遺体を川に流すと言います。火葬場の向こう岸ではガンジス川で沐浴する人も見られる、日常的な場所で火葬されます。
チベットの葬儀
チベットには世界的に有名なチベット高原があり、中北の南西部を閉まる自治区域です。この地域ではチベット仏教の旗が点在し修道院もあります。チベット地域に住んでいるチベット族は独自の文化をもち、葬儀にも特徴があります。チベットでは5つの葬儀方法「塔葬」「火葬」「天葬」「水葬」「土葬」があります。
塔葬
5つの葬儀の中で最も名誉のある方法で、霊塔葬とも呼ばれ生き仏と崇められる人や位の高い貴族に行われる葬儀です。ダライラマやパンチェンラマも塔葬され、遺体は乾燥か火葬されて遺骨や灰を冷凍の中に収めて弔われます。霊塔は、金銀の宝石で施された豪華な塔になっています。
塔葬は、遺体を香料の入った水薬で清めて宝壇に座らせます。信者たちは、バター油を灯して参拝しハタを奉げます。遺体に塩をかけてミイラになるまで繰り返します。ミイラ化したら顔の部分に泥を塗り、顔の形を保存します。顔型で模型をつくり生き仏となる堕像を完成させ、寺院と仏殿の中に納めます。
遺体には豪華な服を着せて帽子をかぶらせ、番紅花と香料をかけます。最後に霊塔に入れて信者たちは拝みます。
火葬
火葬は、地位と業績のある僧侶が行う葬儀です。チベットでは一般的なお葬式です。高位高官や高僧が息を引き取ると火葬が行われます。火葬する時は、バター油を使って燃やされてお経を唱えながら見送ります。
遺骨や遺灰は、高僧の場合は土と混ぜて「骨擦」を作って仏塔の中に入れます。一般人の場合は、高い山の上から大きな川に散骨します。
天葬
チベットに住んでいる一般人は天葬が行われ、遺体をハゲワシに食べさせます。鳥葬とも呼ばれ、取りに食べされることによって天に還ると考えられています。天葬をする時は、専門職の人が遺体を解体し鳥葬台の上に置き鳥に食べてもらいます。
天葬は専門職の人が執り行うので費用がかかります。一般人でも比較的裕福な人がこの葬儀を利用します。
水葬
チベットで水葬を利用する人は、経済的に厳しい人が多く、伝染病で亡くなった人が多いです。また、天葬ができない地域に住んでいる人も水葬を利用します。水葬は遺体を水の中に入れて魚に食べてもらいます。水葬をする地域では、魚を食べる習慣がなくこの葬儀が行われます。
土葬
チベットで土葬される人は、強盗や殺人などの犯罪者や感染病、交通事故、自殺で亡くなった人に行われます。土葬は魂が土に還り成仏できないと考えられている事から、あまり良い方法ではない弔い方です。
ノルウェーの葬儀
ノルウェーでは、土葬と火葬の埋葬が一般的です。現在では火葬が多くなりました。1957年には、埋葬法改正で匿名性の共同墓地が認められるようになりました。匿名性の高い共同墓地は「ミンネスルンド」と呼ばれ、1980年代ごろから急速に多くなりました。ミンネスルンドに埋蔵する時は、遺族や友人が立ち会うことはできません。
1人分の位牌に対して1つの穴を1列掘ります。そこへ遺灰を埋めます。遺族には埋葬する日時や場所は知らされません。墓地管理公社には埋葬台帳が用意され、遺灰を遺灰を埋めた日時を記録します。
ここを利用する人は、事前に本人が親族と相談して決めています。利用した遺族は、納得して利用しているため9割以上が満足しており、再度利用したいと考えています。
アフリカ
アフリカのマサイ族は、大地に墓を建てるのは良くないと考えており墓をもたない主義です。人が死んだら自然に還すと言う考え方が主流で、遺体を放置してハイエナなどの動物に食べてもらう獣葬が行われます。
動物に食べてもらう時は、食べ残しがあると不吉なので、遺族は遺体に血や脂肪を付けます。しかし、最近ではマサイ族もキリスト教やイスラム教徒が多くなり、獣葬をする人が減ってきています。
仏事コーディネーター資格
仏壇や仏具の販売をしている人は、多くのお客様と接します。仏壇を買いに来る人は初めての人が多く、さまざまな質問を投げかけられます。そのような仕事をしている人の役に立つ資格が仏事コーディネーターです。この資格を持っているとどのような事ができるのでしょうか。
仏事コーディネーターの資格とは
仏事コーディネーターの資格は、2004年に作られました。全日本宗教用具協同組合が後援している資格です。資格に合格すると、仏事のプロとしてアドバイスする事ができます。仏壇や仏具、法事に関する知識を付けることができるので、仏壇仏具で働く人に役立つでしょう。
仏壇や仏具を購入する人は、初めての人が多く知識がありません。多くの種類から絞り込めず店員に相談するでしょう。このような時、お客様に的確なアドバイスができるのが仏事コーディネーターです。仏壇の素材や品質など専門知識を紹介し、購入しに来た人の宗教を考えながら的確な商品を勧めることができます。
仏事コーディネーターの資格取得方法
仏事コーディネーターの資格は、満20歳以上で仏壇仏具店で実務経験が3年以上ある人が受験できます。全日本宗教用具協同組合が後援しているため、組合員と従業員を対象にした資格です。
会社が全日本宗教用具協同組合に加入していれば、パートやアルバイト、非常勤の従業員も受験できます。試験は、講習と筆記試験が行われます。仏教の基礎知識や慶事の知識、法令関係まで幅広く問われます。
講習料と受験手数料は35,000円で、テキスト代は別に請求されます。無事に合格すると、認定証と顔写真付きのIDカードが発行されます。資格の有効期限は5年間で、更新手続きを行う事で資格を維持できます。一度目の更新でコールドカードになり、10年目の更新でゴールドカードに星が2つ付きます。
試験日
毎年1回、東京と大阪の会場で行われます。講習の時に仏事コーディネーター検定用テキストが必要になるので、忘れずに用意しましょう。合否判定は、試験後1か月以内に自宅へ郵送されます。
申し込み方法
仏事コーディネーターの資格を申し込むには、仏事コーディネーター審査協会に受験申請書を請求します。講習料や手数料を指定された口座に振り込み、申請書類を簡易書留で送付します。
その後、仏事コーディネーターの資格審査協会より受験票が送られてきます。毎年、5月ごろから受付が開始され、10月中旬ごろに受験票が郵送されてきます。
仏事コーディネーターの資格でできること
仏事コーディネーターの資格を持っていると、仏具のアドバイスだけではなく、法要についても相談を受けることができます。仏壇を買いに来る人の多くは、初めて家族を亡くした人が多いでしょう。仏壇を買った後には供養が行われ、どのようにしたら良いか迷っている人もいます。そのような時にアドバイスできるのが仏事コーディネーターです。
まず始めの供養が新盆(初盆)です。新盆とは、亡くなってから49日を過ぎてから初めて迎えるお盆で、新盆が一区切りと考えられています。初めてのお盆はどのようにしたらよいか迷いますから、仏事コーディネーターは地域のしきたりを考えながら的確なアドバイスをします。
そして、新盆後も一周忌や三周忌と回忌法要があります。法要の時の流れや相談を受けながらアドバイスすることができます。仏事コーディネーターは店頭で商品を勧めるだけではなく、お客様の悩みに的確なアドバスをする役目もは果たせます。
後継者のいない人必見!終活でする墓じまい
終活で墓じまいをする人が増えています。先祖代々のお墓を所有している人は、お布施などが負担になったり、少子化により継承者がいない場合も墓じまいを考えるでしょう。墓を更地に戻す墓じまいとはどのような事なのでしょうか?
墓じまいとは
墓じまいとは、お墓から遺骨を取り出して更地にする事です。墓石も解体しますから処分する費用がかかります。先祖代々のお墓ですと、多くの遺骨が入っているのでお墓の中に誰の遺骨があるのか全て火葬済みなのか、把握しておく必要があります。墓じまいするとお墓が無くなり、中に入っている遺骨は新しい場所に移す必要があります。
墓じまいの費用
墓じまいする時には、離壇料を請求されるケースがあります。お寺や霊園によって差がありますが、お寺にお布施をしていた3回分程度が相場と考えられています。お墓の解体をして更地にする作業は30万程度、移転後の墓地での納骨や法要で10~20万円かかります。
書類などの手続きで代行を頼むとさらに費用はかさみます。墓じまいは個人によって差がありますが、一般的には50~100万円程度の金額がかかると考えていた方が良いでしょう。
墓じまい位牌
墓じまいをする時に永代供養の墓を選ぶ人もいるでしょう。その場合、先祖代々の位牌は新たに供養してくれるお寺に相談します。お寺によっては、位牌を一時的に預かってくれる所があり、一定期間預かってくれる契約を交わし、その後、お焚き上げをしてくれるケースもあります。
また、長期的に位牌を預かるお寺もあり、保管料を支払って10~20年長期保管してくれます。後継者がいない人は位牌も心配ですから、墓じまい後に供養してくれるお寺などに聞いてみると良いでしょう。
墓じまいの手続きと流れ
墓じまいをすると、中に入っていた遺骨の行き先を決めなくてはなりません。納骨堂にするなら管理者が必要になり、お墓と同じ位の管理費が必要になります。継承者がいない場合は、永代供養のできる合祀や散骨を選ぶ人が増えています。
遺骨の行き先が決定したらお寺や霊園へ連絡をします。最近は墓じまいする人が増えているのでお坊さんも承知しています。もめることは少ないですが、長い付き合いがあるお寺ですとトラブルになるケースもあります。もしトラブルになったら、お互いに納得できるように話し合うしかありません。
お寺や霊園に墓じまいのことを伝えたら、遺骨を引き取ります。この時、改葬許可申請が必要になるケースがあります。これは、住んでいる自治体やお寺によって違いがあります。必要になったら、どこに遺骨を移すのかを明確に記入し提出します。
ただし、散骨をする場合、正直に記入してしまうと公式な判断ができないため許可しない自治体があります。その場合、受け入れ証明書を発行してくれる格安の合祀や、樹木葬を検討すると良いでしょう。一般的に散骨や自宅で供養する場合は、改葬許可申請は必要ありません。
墓じまいをする時は、更地にして戻す事になるので墓を撤去する石屋さんが必要になります。お寺によっては指定の業者がありますが、無ければ自分で決めます。自分で決める時は、2~3社から見積もりを取ると良いでしょう。
更地にするタイミングで遺骨を取り出します。取り出した遺骨はカビが生えていたり水が入っていたりします。新しい骨壺に移したり、散骨する場合は粉骨する必要があります。取り出した後の作業は、専門業者に任せた方が安心です。
先祖代々のお墓ですと、土葬された未火葬のケースがあります。土葬してから10~30年で土に還り遺骨だけになっていますから、残った骨を洗骨して納める事になります。遺骨の大部分が残っている時は、市役所で再火葬の申請をして火葬します。
土葬の遺骨はバクテリアなどの菌が付着している可能性が高いので、自宅へ持ち込まない方が安全でしょう。全ての遺骨を綺麗にしたら、新たなお墓へ移すことになります。
墓じまいのお布施
墓じまいする時に支払うお布施は、お寺と長い付き合いがあるほどもめるケースがあります。一昔前までは、墓じまいすると数百万円請求されるケースもありました。しかし、最近では終活に伴って墓じまいする事が増えています。
お坊さんも、時代の流れによって高額な離壇料を請求する事が少なくなりました。多くのお寺では、お布施の3回分程度が離壇料となるでしょう。お寺にも経済的な事情がありますから、ある程度の金額で譲歩したほうがトラブルにならず墓じまいがしやすいでしょう。
墓じまいのトラブル
墓じまいでトラブルになりやすいのが親戚関係です。祭祀継承者は誰なのか確認をして、お墓と遺骨の事は祭祀継承者が権限をもって話し合いをしていきます。基本的に祭祀継承者は1人です。
法事やお墓参りは祭祀継承者の判断で行う事ができ、墓じまいも祭祀継承者の判断に委ねられます。法的な決まりはありませんから、親戚関係で話し合い全員の意見をまとめておくと良いでしょう。話し合いの内容は書面で残し、直筆サインをしてもらうと後々トラブルになりにくいでしょう。
墓じまいについては、正月など親戚が集まる時に話すことが多いですが、すんなり決まるケースは少ないでしょう。
お寺や霊園に墓じまいを伝える
お墓はお寺や霊園にあることが多いので、墓じまいをする時は管理している所に連絡をします。あらかじめ専用の書類が用意されている所もありますから、電話などで確認しましょう。
墓じまいの時、お寺や霊園とトラブルになるように感じますが、実際に墓じまい人のほとんどが離壇を巡ってトラブルになる事はありません。悪質なお寺ですと、高額な離壇料を求めてくるケースもありますが、多くがすんなり受け入れてくれます。後継者がいない場合は、墓じまいした後にお墓があったお寺で永代供養をする方法もあります。
終活でアルバム整理「ビデオ、ネガ、写真を最新技術で保存する」
押し入れの奥で眠り続ける大量のアルバム、古いアルバムほど重くて分厚くて収納場所をとります。風通しの悪い場所に保管しておくと虫が生えたり、写真同士がくっついて破れたり、増え続ける写真を終活でスッキリ整理しましょう。
アルバム整理のやり方
分厚いアルバムに貼られている写真は、スリムなアルバムに移すだけでコンパクトに収納ができます。もっと整理をするなら、写真をデータ化すれば写真自体を処分することができます。大きなメリットとして、写真のデータ化サービスを利用すれば、色あせたり写真が劣化することなく記録されます。
SDカードに保存する
終活で古いアルバムを整理するには、デジタル化してSDカードに保存する方法があります。スキャナを使って写真を1枚づつデジタル化していきます。タイトルをつけてSDカードに保存すれば、とてもコンパクトに収納ができます。
WiFi内臓のSDカードに保存すれば、パソコンやスマホとWiFiで接続できて便利です。ワイヤレスで写真の転送ができますから、いちいちパソコンを立ち上げる必要はありません。読み込んだ写真のデータをすぐに転送する事で、万が一、SDカードをなくしても転送したデータは保存されているから安心です。
使い方は簡単、アプリを使って利用できます。アプリをダウンロードできるストアから入手します。アプリを使用する事でMSDカードから発信している電波を受け取り写真をダウンロードします。WiFi対応のSDカードは、3000円前後から入手できるので効率よくアルバム整理ができるでしょう。
SDカードリーダーでアルバム整理
iPhoneを持っているなら、SDカーリーダーを使ってアルバムの整理ができます。専用アプリをダウンロードしなくても簡単に操作できます。通常のSDカードでも利用できますから、アルバム整理がはかどるでしょう。
使い方は、iPhoneにライトニングケーブルを差し込んで、カードリーダーにSDカードを入れるだけです。自動的にカメラロールが立ち上がり、読み込んだ写真が映し出されます。専門的な知識が無くても簡単に操作できるので、機械いじりが苦手な人におすすめです。SDカードリーダーは、純正品で3000円前後で販売されています。代行業者に依頼するよりリーズナブルでしょう。
スマホ専用アプリを使ってアルバム整理
スマホを持っているなら、無料アプリの「フォトスキャンbyGoogleフォト」を利用すると簡単です。現像した写真をスマホで簡単にデジタル化できます。アプリをダウンロードして使ってみましょう。フォトスキャンを使う事で、高い解像度のまま綺麗にデータ化できます。難しいテクニックは必要ありませんから、誰でも簡単に使えるでしょう。
使い方は、現像した写真を撮影します。あとは自動的にベストな状態で保存されますから手間いらずです。大量の写真も短時間で取り込めますから、作業がはかどるでしょう。
フォトスキャンは、Google Photoと連携させると写真を無料で預けられます。押し入れを占領していたアルバムを処分する事ができます。Google Photoは、写真の整理整頓を自動的にしてくれるのでとても便利です。
捨てる写真の判断基準
・ピンボケの写真は処分する
・自分が写っていない写真は処分する
・似たような写真は1枚だけ選ぶ
・捨てられない写真だけを残す
・新たな保存先に入るだけ残す
専門業者に頼むアルバム整理
機械の扱いが苦手な人は、専門業者に頼む方法もあります。大量の写真とネガをスリムに収納できるサービスがあります。昭和の頃に撮った写真には、必ずネガが付いています。ネガは焼き増しをする時に使いますが、デジタル化してしまえばネガが無くてもデータ通信でメールに添付することができます。白黒写真もデータ化すれば、お友達や親戚に配ることもできます。
古い写真でもデジタル化してDVDにすることで、コンパクトに収納ができます。一度デジタル化をしてしまえば、ネガはいらなくなります。近所の写真屋や富士フィルムサイトなどで、アルバムをデジタル化するサービスを行っているので利用してみましょう。
VHSやminiDV、8mmビデオもデジタル化
古いアルバムと一緒に、VHSやminiDV、8mmビデオもデジタル化して整理できます。劣化した物やカビが生えてしまっても、代行サービスを利用すればプロが上手に蘇らせてくれます。DVDにダビングする事で、自宅のテレビで鑑賞する事ができます。押し入れの中にある、いくつもの段ボールがスリム化されてスッキリ片付くでしょう。
自分でデジタル化をする場合は、再生機と録画機を用意してDVDに保存するか、再生と録画ができるVHS・DVDレコーダーを使ってダビングする方法があります。また、パソコンを使う方法は、専用のダビングソフトを使ってビデオデッキからデータ化することもできます。
VHSやminiDV、8mmビデオをデジタル化することで、誕生日会や親戚が集まった時に上映会を開くこともできます。
おひとりさまの終活
高齢者のおひとりさまが年々増加傾向にあります。未婚率の高まりなどでこれからも増え続けるでしょう。高齢者の独り暮らしは心配事が多く、特に家族や親族がいない人にとっては不安な事が多くなります。おひとりさまで終活を考えている人は、どのような準備が必要なのでしょうか。
おひとりさまの死後準備
一人暮らしである日突然亡くなっても遺品整理はしてくれません。自治体事のルールに従って火葬をして、合祀の墓に納骨はしてくますが、遺品整理は遺族がすることになります。おひとりさまの場合は、頼れる遺族がいない為、あらかじめ専門業者に依頼するケースもあるでしょう。
専門業者は、お金を支払えば遺族に代わってサポートしてくれます。金銭的に余裕がある人は利用を検討したくなりますが、中には悪質な業者もありニュースで耳にすることもあります。利用する時は、悪質な業者に注意が必要です。
最近では、自治体が死後に不安を抱く人を対象にしたサービスを開始しています。葬儀や墓、延命治療の意思など調査し、最適なアドバイスをしてくれます。このサービスはまだまだ少ないですが、全国的に広がりを見せています。
おひとりさまの終活のひとつ、死後の準備を考えましょう。人に迷惑を掛けないようにするには以下の準備が最低限必要です。
・世話になる人を探しておく
・住んでいる場所の処分方法やオーナーさんへの対応
・遺言書を書く
・遺品整理や葬儀費用などの資金を用意する
・お墓を決めておく
これらの事を決めておき、万が一の時に誰が見てもわかるようにエンディングノートなどに書いておくといいでしょう。金銭的に余裕が無く不安な人は、早い段階で住み替えや保険の加入も必要です。終活は早めにはじめて、無理なく進めていくことが肝心です。
おひとりさまのお墓
先祖代々のお墓がある人は問題ありませんが、入るお墓が決まっていない人は生前に決めておく必要があります。最悪の場合、自治体で決められたお墓へ入ることもできますが、終活を考えている人は予算を決めてお墓を購入しておくと安心です。
最近ではさまざまな弔い方があり、高額なお墓を購入をする必要が無くなりました。合祀の墓で良ければ安価で永代供養してくれます。自然に還りたいなら樹木葬や海洋散骨、リーズナブルに利用できる納骨堂もあります。
自由にお墓を選べるようになってきたので、自分の理想に近いスタイルで供養してもらうことができます。おひとりさまに最適なお墓は、生前契約ができるタイプです。あらかじめお金を支払っておけば、亡くなった後に埋葬してもらえます。
おひとりさまの終活セミナー
おひとりさまをターゲットにした終活のセミナーは、全国各地で行われています。エンディングノートの書き方やお金の話、老人ホームの事など、テーマを選んで申し込むことができます。
専門的な話が聞けるので大変役に立ちますが、ここで気を付けたいのが個人情報です。セミナーに参加する時に、住所や氏名など書かされることがあります。悪質な主催者ですと、個人情報を狙ってセミナーを開催しているケースもあります。セミナーに参加する時はくれぐれも注意しましょう。
おひとりさまの生前契約
これから紹介する生前契約は、終活の意識が高まり利用する人が増えています。「任意後見契約」「任意代理契約」「死後事務委任契約」「遺言書」は一連の流れになるため、同じ人に任せるのが一般的です。これらの契約は公証役場で行われます。
任意後見契約
年を重ねておひとりさまになった時、将来認知症などで判断能力が無くなった場合、財産管理や契約など正しい判断をすることができなくなります。このような状態になった時は、法律で定められている「成年後見制度」を使うことができます。
成年後見制度には「任意後見制度」と「法定後見制度」があります。任意後見制度は、認知症になった時、後見人になってもらいたい人を本人が選び、公証役場で任意後見契約を締結します。
おひとりさまの老後に不安を感じている人は、将来を見越して事前に公証人役場で信頼できる人と任意後見契約を結んでおくと安心でしょう。
実際に認知症の症状が見られるようになったら、家庭裁判所に申し立てをします。家庭裁判所が選任した任意後見監督人が、任意後見人の仕事をチェックし、任意後見契約で定められた財産管理などを行います。
「任意後見制度の費用」
・公正証書の作成手数料11,000円
・登記嘱託手数料1,400円
・登記所の印紙代2,600円
任意代理契約
任意後見制度は、認知症が発症したら使える契約です。認知症かどうかの判断は第三者に託されますから、一人暮らしの場合は正常な判断をしてくれる人を探しておく必要があります。
任意代理契約は、正常な判断ができる人に委託をして代理権を付与する委任契約です。病気で体が不自由になった時にサポートを受けたり、日常の計算管理をしてもらう事もできます。代理権の内容は自由に決めることができるので、困っていることをサポートしてもらいましょう。
ここで気を付けたいのが、任意代理契約は代理人を監督するのはあなた自身です。代理人の仕事をきちんと確認する必要があります。信頼できる人に委託をすることが前提になり、第三者のチェックが必要になります。
死後事務委任契約
おひとりさまの死後は、本人が亡くなった後に行われる葬儀や遺品整理をお願いすることができます。死後事務委任契約は、司法書士や行政書士に依頼する事もできますから、お付き合いのある専門家を利用する事もできます。
死後事務委任契約を委任すると、行政官庁への届け出や医療費などの清算、永代供養に関する業務など、さまざまな手続きをしてもらえます。信頼できる専門家へ願いをする時は、生前に預託金100万~150万円を支払っておきます。
死後には山のような手続きがあるので、終活で死後事務を減らすようにしておき、第三者が見てもわかりやすくしておく必要があります。
遺言書
財産をどのように配分するかを指定するのが遺言書です。死後事務委任契約を結んでいても、債権の支払いや不動産の売却は勝手にすることができません。おひとりさまの死後事務委任契約の場合は、公正証書遺言書があるとスムーズに行えます。終活で遺言書を作成する時は、法的効力が高い公正証書遺言書にしましょう。
おひとりさま孤独死に備える
おひとりさまが一番気にするのが孤独死でしょう。亡くなった後に誰かに迷惑を掛けたくないと思って心配します。
もし、孤独死をしてしまったら、発見された段階で警察が現場検証をします。身元確認されると家族の調査が行われます。この時、親族が見つかっても遺体を拒否される事が多いそうです。親族が遺体を引き取った場合は葬儀などを行いますが、遺体を引き取らない場合は、自治体のルールに従って火葬され合葬されます。
おひとりさまが賃貸を借りていた場合は、原状回復が必要になります。汚染がひどい場合は清掃費用がかさみ連帯保証人が負担する事になります。おひとりさまが孤独死をしてしまうと多くの人に迷惑を掛けてしまうので、なるべく社会との結びつきを経たないことです。
連絡できる友人を持つことや、行きつけの店をつくったり、習い事をするのも良いでしょう。人と関わるのが苦手なら、新聞や牛乳配達を利用するのもひとつの手です。金銭的に余裕があるのなら、警備会社の見守りサービスを利用しても良いでしょう。万が一の時に少しでも早く発見してもらえるように、自分にあったスタイルを見つけておきましょう。
おひとりさまの終活に役立つ本
おひとりさまの終活
おひとりさまの終活で、何から始めて良いのかわからない人の為のガイドブック。60歳からの就活やお金、介護、家のこと、知りたかった情報が集約されています。おひとりさまが不安に感じることをひも解いていきます。読み終わった後は、安心して死を迎えられる気持ちにさせてくれます。
おひとりさまの死後事務委任
不安が多いおひとりさまの老後、利用できる制度を詳しく知って活用する事ができます。難しく感じる「成年後見」「身元引受」「遺言」「信託」「死後事務委任」についてわかりやすく解説しています。これから終活を始める人必見です。
終活 生前にできる遺影写真撮影
人が亡くなると必要になる遺影写真ですが、実際に使用する遺影の多くは遺族が急いで決めたものになることが多いです。遺影は長期的に飾られる写真ですから、きちんとしたもので残したいです。慌てて遺影写真を選んでしまうと、若いころの写真になってしまったり、ピンボケしている写真を使ってしまうケースもあります。終活で生前に遺影撮影をすることが増えています。自分が気に入った写真を選び、自らの遺影を決めておくことができるのが生前遺影撮影です。
えがお写真館
遺影写真を専門に扱っている写真館です。親切なスタッフに囲まれながら、楽しい遺影撮影ができます。撮影には、ヘアメイクやスタイリングも付いています。プロのスタッフがチームになって撮影が進んでいきます。
写真を撮られるのが苦手な人でも、リラックスしたムードの中、自然に笑顔になれるでしょう。スタジオまで行くのが困難な人は、自宅や屋外で撮影ができる出張スタイルも利用できます。
・えがお写真館
東京都豊島区巣鴨4丁目22-26光マンション1階
03-5944-5737
林写真館
屋外のガーデンスタジオもある写真館です。綺麗なお花が咲いているガーデニングスタイルのスタジオと、美しい遺影撮影ができる室内スタジオを完備しています。室内スタジオは、計算された光のコントロールで肌を美しく見せてくれます。スタジオに行くのが困難な人は、自宅まで来てくれる出張サービスもあります。
年齢割引があるので、高齢の方ほどお得に利用できます。区切りの記念日に利用しても良いでしょう。格安で本格的な遺影撮影ができる写真館です。
・林写真館
埼玉県久喜市中央3-8-22
0120-34-0884
いりそ写真館
いりそ写真館は、1日5組限定で撮影しています。流れ作業ではありませんから、時間をかけて撮影してくます。ほぼ完全予約制で、貸し切りのスタジオで撮影します。遺影写真は自然なポーズで撮影をするナチュラルな仕上がり。堅苦しくなく、おしゃれな一枚が撮影できるでしょう。
一から撮影するのが困難な場合は、今まで撮ったお気に入りの一枚を持ち込むだけで遺影写真へ加工をしてくれます。旅先での一枚や笑顔が素敵な写真を持ち込んで、遺影写真にしてもらいましょう。
節目の記念日に利用する場合は、無料でちゃんちゃんこを利用できるサービスもあります。記念撮影がてら遺影写真を残してもいいですね。
・いりそ写真館
埼玉県狭山市水野456-5
04-2959-4982
素顔館
素顔館は、遺影写真を専門に取り扱う写真館です。素顔館は、3つのコースから選べます。専門家にヘアメイクをお願いする事もできるコースと、ヘアメイク不要のコースがあります。好きなタイプを選べるので、自然体で遺影写真が撮れるでしょう。
スタジオまで行くのが困難な場合は、出張撮影コースもあります。23区以外でも対応しているので、多くの人が利用できるでしょう。こだわりを持った撮影技術で、美しい遺影を残すことができます。
・素顔館
東京都中野区本町4-4-15 1階
03-6659-5111
アトリエさくら
余裕を持った遺影撮影でリラックスできる流れで撮影が進められていきます。自然体で撮影ができるようなプランですから、自分らしい一枚が残せます。スタッフとコミュニケーションをとりながら撮影が進められていくので、初めての人でも安心感があります。
自然の笑顔で残したい人、時間に余裕のある人におすすめです。オプションには、遺影写真をおしゃれに残せる「ビンテージキャンパス」が利用できます。油絵のような仕上がりになり、アートな遺影を残せます。
・アトリエさくら
埼玉県桶川町寿1-15-23
080-4684-6466
セントラルフォト
急な遺影にも対応してくれる最短2日で遺影作成。急ぎで遺影を用意したい人におすすめです。原稿となる写真はメールで送信し、写真は宅急便で受け取れます。突然の葬儀にも間に合いますから便利です。住んでいる地域が都下南西部、川崎、横浜エリアなら翌日納品も可能です。
もちろん、通常の遺影作成も可能です。通常の遺影作成は、一週間程度で仕上がります。お手持ちの写真から遺影を作りたい時におすすめです。
・セントラルフォト
神奈川県川崎市高津区下作延3-14-38-212
0120-755-200
カヴァーズ 遺影作成
最短3時間で遺影ができる全国対応のお店です。手持ちのスナップ写真から遺影を作成する事ができます。集合写真やひび割れた写真でも大丈夫です。急ぎで利用したい人は、まずは電話で相談しましょう。
遺影作成の流れは、画像をメールで送信してから作成されます。確認後、問題なければ近くのプリント店で受け取ります。コンビニエンスでもプリントできますから、とても利用しやすいです。
ある程度の加工や修復に対応しているので、納得できる遺影が作成できるでしょう。対応地区は全国区ですが、ホームページに記載が無い場合は電話してみましょう。
・カヴァーズ 遺影作成
愛知県名古屋市東区吉野2-5-14
052-938-9288
墓石の種類や値段を知ってお墓を買おう
お墓を購入する時に重要なのは墓石の種類です。まずは、墓石の種類を決めて石選びをすると良いでしょう。墓石の種類や値段、石材店の選び方を解説します。
墓石の種類
墓石にはさまざまな種類があり、どのような形にしてもかまいません。霊園によってはルールで決められている所もあるので、よく確認して種類を決めましょう。
和型墓石
和型墓石は江戸時代に一般的になった種類です。この形は墓地でも多く見られ、敷石の上に中台石、上台石、棹石を重ねてお墓をつくります。この3つで「天(家庭円満)、人(人望・出世)、地(財産維持)」を表しています。このタイプの墓が最も多く、全国各地に多く見られる形です。和型墓石に使われる石は花崗岩が多いでしょう。
洋型墓石
洋風の墓石は高さが低く和型墓石より幅が広いです、棹石、花立、中台でつくられており、安定感があり視野が開けます。霊園によっては洋風墓石で統一をして、明るい雰囲気に演出している所もあります。墓石に刻む文字は好きな言葉が選べるなど、自由度が高い形になります。最近では和型墓石と同じ位人気があり、都市部では新たに墓石を造る3~4割がこの形になります。
デザイン型墓石
デザイン型墓石は、お墓を建てる人が好きな形で造る事ができます。アメリカやヨーロッパでは多く見られるお墓ですが、日本ではまだ少ないでしょう。趣味で楽しんでいたゴルフボールのデザインや、お墓参りに来た人が休めるようにベンチ型をした墓石を設置する事もできます。墓石をアートと考えて、自由に表現する事ができ個性的なお墓を建てることができます。
墓石の値段
墓石を選ぶ時に国産か外国産で迷います。中国産の石は安価で購入できますが、外国産の石でも国産より高値の場合もあります。最近では国内で加工できる人が減っている為、国産の石を購入しても中国で加工されることがほとんどです。
石材店の利益率によって石の値段が変わってくるので、よく比較して決めると良いでしょう。墓石を決める時は、産地も大切ですが、必ず加工地を聞くようにします。
墓石の金額は「原石の価格+加工賃+石材店の利益」で計算されます。石材店の利益率が大半を占めますから、良心的な所で購入すると良いでしょう。ちなみに、大手の石材店は利益率70%、中堅60%、良心的な店50%と考えられています。
墓石の選び方
墓石を選ぶ時に重要なのは「耐久性に強い石」です。お墓は雨風にさらされますから硬度が高い石を選びます。そして、長期的に使用しますから「経年劣化に強い種類」を選びます。
墓石になる種類は、国内外で300種類以上もあります。最近では安価な外国産が増えています。外国産だと安価で質が悪いイメージがありますが、国内産よりも吸水率が低く耐久性に優れた種類もあります。
墓石には多くの色があり、選んだ色によってお墓の印象が変わってきます。白系や黒系を選ぶ人が多いですが、最近では自分の好みを重視して選ぶ人が増えていきます。同じ色でも光沢や模様によって変わります。墓石を決める時は、必ず実物を見てから決定しましょう。
少し専門的な話になりますが、墓石を選ぶ時は「圧縮強度」「吸水値」「見かけ比重」の数値を見るとわかりやすいです。石選びに迷ったら、数値を比較して絞り込んでいく方法もあります。
墓石の文字
長方形をしている棹石には「〇〇家之墓」など家名を彫って使います。宗派によって刻む文字が違います。天台宗は家名の上に大日如来を表す「ア」または、阿弥陀如来を表す「キリーク」の梵字を彫ります。梵字を入れない場合は「南無阿弥陀仏」と彫ります。
真言宗は、家名の上に大日如来を表す「ア」を刻み、浄土宗は、家名の上に阿弥陀如来を表す「キリーク」の梵字を彫ります。浄土真宗では梵字は使いませんが、「南無阿弥陀仏」「具会一処」「〇〇家総廟」と彫ります。横の部分に家名を入れて、法名を彫っていきます。
石材店を活用する
お墓を何度も購入する人は少なく、多くの人が初めての買い物になります。墓石の種類はとても多く、カタログなどで見ても絞り込めないでしょう。墓石にはそれぞれ特徴があり材質が異なります。墓石選びで困ったら、石材店に相談してみましょう。良心的な石材店を選んでアドバイスしてもらうと良いでしょう。少しでも失敗を減らすためにはプロの助言が必要です。
良心的な石材店の見分け方
石材店は親身になって話を聞いてくれるお店を選びます。わかりやすい説明で、石の事や仏事の説明をしてくれる石材店が安心です。国産の石で墓を建てるなら、「産地証明書」が付く石材店を選びます。
具体的に話が進んだら、設計図や画像を使って説明をしてもらいます。墓地をきちんと確認してアフターフォローまでしてくれる石材店が安心です。
契約を急がせたり、値段の話ばかりする石材店は良いお店とは言えません。一店の石材店だけでは不安な時は、必ず同じ大きさの墓石で、同じ石を使った施工方法で見積もりをとりましょう。その見積書を比較して決めれば良いでしょう。必ず同じ条件で見積もりを取ることが重要です。