年賀状じまい

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「年賀状じまい」と言う言葉聞いたことありますか?親しい人に新年のあいさつをする年賀状ですが、最近は今後年賀状を出さないと書かれた年賀状じまいを出す人が増えてきています。

 

年賀状じまいも終活の一環で「終活年賀状」とも呼ばれています。年賀状じまいを受け取った経験がある人は、高齢の人多くなっています。

 

年賀状じまいの理由

 

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年賀状を止める理由のひとつに、友人や知人が少なった事が挙げられます。長年、年賀状を書いてきた人も思い切って年賀状じまいをする人が増えています。

 

そもそも、年賀状は12月に書くもので、大掃除やおせちの用意など一番忙しい時期に書かなければなりません。多くの年賀状を書く人にとっては負担になるでしょうデータによると、体力に自信がなってくる世代の人が年賀状じまいを多く経験しています。

 

40代でも年賀状じまい

年賀状じまいをする年代は70~80代が最も多いですが、最近は40代前後の層も増えてきています。40代の主婦にとって年末は忙しく、年賀状を書くことが面倒に感じます。人生80年としたら折り返しになります。年賀状に対する考え方を見直すきっかけになっています。

 

40代で年賀状を止めた人は、いつもより余裕のある年越しを楽しめて充実した年末年始になった報告もあります。毎年、年賀状を書くことが負担になっている人は、年賀状も終活してみてはいかがでしょうか。若い世代になるにつれ、年賀状じまいを受け取ることは少ないですが、これからはもっと増えていくでしょう。

 

年賀状じまいのやり方

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年賀状を今年で終わりにしたいと思ったら、相手に心配をかけたり怒らせてしまわないように文面に配慮しましょう。年賀状のダウンロードサービスを展開する会社では、年賀状じまい用の文面を印刷してくれるサービスもあります。失礼の無い文面を考えるのが苦手な人は、このようなサービスを利用してみましょう。

 

また、年賀状じまいを受け取った場合は、アドレス帳に記入しておき翌年から年賀状を出さないようにします。うっかり記録するのを忘れてしまうと、例年どおり年賀状を出してしまいます。

 

終活年賀状の書き方

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年賀状を終わりにする時は、相手に今年で年賀状を最後にすると伝えます。終わらせたい理由が病気や入院の場合は、ストレートに書きたくなりますが、年賀状はお祝いの言葉を伝える挨拶状なので相手を心配させるような文面は控えます。

 

また、年賀状じまいを出してしまうと疎遠になりがちなので、今後も変わらないお付き合いはしたい場合は、そのような文面にしましょう。メールアドレスや電話番号など連絡手段を記入しておくと、相手も連絡が取りやすいです。年賀状じまいは完全に縁を切るイメージですが、関係を続けたい人には変わらない交流をしたいと伝わる文面にすると、今後のお付き合いもスムーズになります。